こんな人にオススメです!
- Web開発初心者開発環境の構築方法が分からない。
- 今すぐにでもVue.jsを触ってみたい。
- JavaScriptが大好き
はじめに
Node.js
Node.jsに含まれるnpmというパッケージ管理ツールを使用するので、インストールしていない方はこの記事を見てインストールをして下さい。
また、記事中ではES2015以降のJavaScriptを利用します。
あまり馴染みのない方には以下の参考書籍がオススメです。
キーワード
Vue-cli
vue.jsをコマンドラインで操作する為のツールです。自動的にプロジェクトを作成するコマンドを叩くの為に使います。本格的なバンドラーの設定作業は複雑なので、本来であれば自分で設定ファイルを書く手間を省くためにこのツールを活用することをお勧めします。
手順
①vue-cliをインストール
コマンドラインを起動してnpmでvue-cliをグローバルインストールします。
$ npm install |
WebpackやBabel自体についての説明や webpack.config.js
の説明は割愛します。
ここまでで設定作業は完了です。JavaScript と HTML を用意して動作を確認していきましょう。
②プロジェクトの作成
インストールすろとvueコマンドが使えます。
vueコマンドが使用出来るか確認する為、インストールしたvue-cliのバージョンを確認してみましょう。
$ vue -V> 2.9.6 |
次にプロジェクトの作成をします。
※作成するプロジェクトのディレクトリ名をvueとします。
$ vue init webpack vue |
webpackという部分はテンプレート名です。プロジェクトの構成みたいなもので、vue-cliには数多くのテンプレートが存在します。ここでは良く知られていて情報量が多いwebpackというバンドラーを使用する為にwebpackと指定しています。
色々とオプションを質問されますが、最初は何も考えずにEnter連打でOK。少し補足すると、プログラムの構文をチェックしてくれるlinterの使用の有無や、フロント側でルーティングする機能の公式ツール(vue-router)のインストールの有無が聞かれます。しばらく経つとインストール完了です。
③実行
これでvue-testというディレクトリに空のプロジェクトが作成されました。
インストールしたディレクトリに移動して実行してみましょう。
$ cd vuenpm run dev |
作成したプロジェクト名のディレクトリに入り、上記のコマンドを実行します。(依存関係のパッケージをインストール並びにプロジェクトの稼働確認)
ブラウザのアドレスバーに localhost:8080 と入力し、アクセスしてVue.jsのロゴマークがついているページが表示されたら問題なくコンポーネントがレンダリングできています。
※ WebサーバのURL は8080のポート番号が既に使われている場合は異なります。
後書き
使い方が分かれば爆速でプロジェクトを作れるので、ぜひ触ってみてください。
快適なフロントエンドライフを送りましょう!