本日はデータベースに蓄積したデータを操作したり定義するためのプログラム言語であるSQLについて簡単に説明していきます。
SQLの基本
SELECT文
SELECT * FROM users
- SELECT文で「どのカラムのデータを取得するかを選択。
- 上記の文はusersテーブルの中身を全て取り出すクエリ。
- 「*」は「全てのカラム」を指定。
- SELECT文は後ろに句というものを付けて使用する。
WHERE句
SELECT * FROM users WHERE name = "syun"
- どこのレコード(横の列)を取得するか、データを取り出す条件を指定。
- 上記の文はnameカラムの値がsyunである行のみを取り出すクエリ。
ORDER BY句
SELECT * FROM users ORDER BY created DESC
- データを並び替えるには、順に並べるという意味の「ORDER BY」を使用。
- 昇順(ASC)や降順(DESC)を指定する。
LIMIT句
SELECT * FROM datas LIMIT 3
- LIMITはデータを取り出す件数を指定します。
- LIMITは左の図のように「データの件数」を指定する。
GROUP BY句
SELECT name FROM users GROUP BY name
- GROUP BYはどのカラムを対象にグループ化するのかを指定。
- 同一のデータを持つレコードが同じグループになる。
INSERT文
INSERT INTO users (name, message) VALUES ("yu", "morning")
- これはusersテーブルにnameカラムの値がyuでありmessageカラムの値がmorningであるデータを追加することができる。
DELETE文
DELETE FROM users
- データの削除にはDELETE文を使う。
- 上記の文はusersテーブルの中身を全て削除するクエリ。
UPDATE文
UPDATE users SET name = "gaku"
- データの更新にはUPDATE文を使用。
- 上記の文はusersテーブルの全ての行のnameカラムの値をgakuに変更するクエリ。
関数
SUM
SELECT SUN(price)
FROM food;
- 数値の合計を計算
AVG
SELECT AVG(price)
FROM food;
- 数値の平均を計算。
MAX/MIN
SELECT name,MAX(price)
FROM food;
- 最大(MAX)と、最小(MIN)。
COUNT
SELECT COUNT(name)
FROM food;
- 指定したカラムデータの合計数の計算。